宅建試験

建設業界の経営が厳しさを増している件

今月10日に

「米銀シリコンバレー銀行が経営破綻」のニュースが流れたとき、

「いよいよ大きいのが来たか」と、身構えましたが、

リーマンショックのような世界同時株安の懸念はさほど大きくない

との見方が大方ですね。

ただ、日本の経済の足元は確実に悪化している気がします。

なんといっても物価の上昇が激しいです。

身近な例では、

建設業者の倒産が増加しています。

先月、

投資用ワンルームマンションなどの新築工事のUBM社が、破産しました。

経営悪化の原因は詳しいことは知りませんが、報道によると資材価格の高騰などの影響があるようです。

建築資材の価格が高騰すると利益率が下がり、赤字工事が増えることになるからでしょう。

小規模から中規模クラスの業者の場合、ちょっと信用不安が起こると急速にキャッシュフローが悪化するケースが多いです。

これからしばらくは特に建設業界は厳しい状況が続くでしょうね。

激動の2020年が終わります

ピンチはチャンス

こんにちは! 宅建講師の林です。

とうとう、2020年も最終日になりました。

例年、年末にメルマガを出そうとすると、「今年も平穏無事に終わりました」みたいな、いつも同じようなことばかりつぶやいてきました。

それに比べて、今年は本当に激動の1年でした。まさかこんな世の中がくるとは思ってもいなかったし、僕以外のほとんどの方が同じ気持ちだろうと思います。

今までの価値観が大きく変わった1年でした。

僕は人と人とのコミュニケーションは、やはり基本アナログだろうと思っていました。

宅建の講義も、実務の研修も、目の前に受講者がいて、その受講者の一人ひとりに直接話しかけるように接することにより、少しづつ気持ちが通じると思っていました。

しかし、いまはそれをオンラインでやらなければいけません。

というか、オンラインでできなければ生き残れない世の中になりつつあります。

保険を売るのも、不動産を売るのも、その他商品を売るのも、コンサルティングをするのも、教育や研修をするのも、オンラインで進めることができている企業や人は、この時期にも業績を落としていません。

オンラインでコミュニケーションをとれないビジネスパーソンは、淘汰される世の中になるかもしれません。

これは正直言って、僕にとってはハードルが高いです。

しかし、逆の言い方をすれば、変化に対する自己の耐性を強化する絶好の機会だと言えるかもしれません。

そんな事を実感した1年でした。

2021年が、どのような年になるのか、まったく想像がつきませんが、

どのような世の中になったとしても、変化に対して強い耐性をもって、しなやかに、雑草のように、みんなで乗り越えていきたいと思います。

それでは、この1年、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

どうぞ、よいお年をお迎えください。

12月本試験お疲れさまでした!

お疲れさま!

こんにちは。

宅建講師の林です。

12月27日の受験組の方は、天候のことが少し心配だったのですが、関東地方は概ね良い天気でした。

関東地方以外でも、大雪が降って試験会場に行けなかった、みたいな事故は無かったようです。

試験会場は換気をするために、窓を少し開けている教室が多かったと思うのですが、寒さは大丈夫だったでしょうか。

本試験会場では、特に混乱などもなかったように聞いています。

とりあえず無事に終了してホッとしています。

試験の内容も大きな波乱は無かったのですが、

地方税が固定資産税、

国税が登録免許税、

価格が地価公示法と、

10月の試験と変えてきました。

講師の立場からすると、あまり有難い出題の仕方ではありません。

試験問題の難易度について、さまざまな意見はあるようですが、

10月の試験と比較して、少し得点しにくかったという意見が多いようです。

また、各予備校や宅建講師の合格予想点は、37点、38点あたりが多いようです。

私は、今回は合格点予想の依頼を受けていないので、個人的な予想はやめておきます(出してもたぶん外すと思う)。

いずれにしても、今年は大きなストレスのかかった大変な年でしたが、なんとか無事に試験が終わってよかったです。

結果はどうであれ、努力を積み重ねてきた方々は、本当にお疲れさまでした。

少しゆっくりしてくださいね。