2023「電車で一問一答トレーニング」No.67解説

【問 67】正誤問題

[小問1]
破産手続開始決定を受けた者で復権を得てから5年を経過していない者(A)は宅建業の免許を受けることができるが、刑法第198条(贈賄)の罪を犯し、懲役2年、刑の全部の執行猶予3年の刑に処せられ、その執行猶予期間が満了してから5年を経過していない者(B)は免許を受けることができない。

[小問2]
刑法第222条(脅迫)の罪を犯したとして懲役2年の判決を受けたが、
それを不服として高等裁判所に控訴中である者(B)は、免許を受けることができる。

[小問1] 解答: 誤
解説:
破産手続開始決定を受けた者でも、復権を得るとただちに免許を受けることができる(業法5条1項1号)。
また禁鋼以上の刑に処せられても、刑の全部の執行猶予が付き、執行猶予期間が満了すると、ただちに免許を受けることができる。よって、AもBも、免許を受けることができる。

[小問2] 解答: 正
解説:
控訴・上告中の場合には、宅建業の免許を受けることができる。無罪の推定が及んでいるからである。
よって、Bは免許を受けることができる。

解説動画では、本問で問われているテーマと周辺知識の解説をしていますので、是非ご覧ください。

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