2023「電車で一問一答トレーニング」No.112解説

【問 112】正誤問題

〔小問1〕
市街化調整区域内において、庭球場の建設の用に供する目的で行う9,000㎡の土地の区画形質の変更については、開発許可が必要である。

〔小問2〕
市街化調整区域内において、農林漁業者の居住の用に供する建築物の建築の目的で行う土地の区画形質の変更については、常に開発許可が不要である。

〔小問3〕
都市計画区域及び準都市計画区域以外の区域内において住宅団地の建設の目的で行う1ヘクタールの土地の区画形質の変更については、開発許可が必要である。

〔小問4〕
土地区画整理事業の施行として行う土地の区画形質の変更であっても、市街化調整区域内において行う場合には、開発許可が必要となる。

〔小問1〕解答:誤
解説
開発行為とは、主として建築物の建築または特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更をいう。1ヘクタール未満庭球場は、第二種特定工作物にあたらず、それを建設する目的で行う土地の区画形質の変更は、そもそも開発行為に該当しない。したがって、開発許可は不要である。

〔小問2〕解答:正
解説
市街化調整区域内で、農業を営む者の居住の用に供する建築物を建築するための開発行為については、開発許可は不要である。

〔小問3〕解答:正
解説
都市計画区域および準都市計画区域外の区域内において、1ヘクタール以上の開発行為をしようとする者は、原則として、あらかじめ、開発許可を受けなければならない。

〔小問4〕解答:誤
解説
土地区画整理事業の施行として行う開発行為については、開発許可は不要である。

解説動画では、本問で問われているテーマと周辺知識の解説をしていますので、是非ご覧ください。

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