【問39】正誤問題
Aは、Bから5,000万円を借り受ける際に、その担保として、A所有の土地に抵当権を設定し、その登記をした。抵当権設定当時、その土地上にはA所有の建物が存在していた場合、その後土地について競売が実施されても、法定地上権は成立しない。
解答: 誤
解説:
法定地上権の成立要件を覚えておく必要があります。
①抵当権設定当時、土地上に建物が存在していたこと
②抵当権設定当時、その土地建物の所有者が同一であること
③土地・建物の一方または双方に抵当権が設定されたこと
④競売の結果、土地と建物がそれぞれ別の人の所有物となったこと
したがって、本問では、法定地上権が成立する。
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