2023「電車で一問一答トレーニング」No.105解説

【問105】正誤問題

[小問1]
宅建業者Aは、自ら売主として、宅建業者である買主Bと、建築工事完了前の建物を5,000万円で売買する契約を締結し、保全措置を講ずることなく、Bから手付金として1,000万円を受領した。これは宅建業法の規定に違反する。

[小問2]
宅建業者Aは、自ら売主として、宅建業者でない買主Bと、建築工事完了後の建物を5,000万円で売買する契約を締結し、Bから手付金として500万円と中間金1,000万円を受領したが、既に当該建物についてAからBへの所有権移転登記が完了していたため、保全措置を講じなかった。これは宅建業法の規定に違反しない。

[小問1]解答: 誤
解説:
買主が宅建業者の場合には、保全措置を講ずる必要がない。よって違反しない。

[小問2]解答: 正
解説:
買主への所有権移転登記がされたときは、保全措置を講ずる必要はない。よって違反しない。

解説動画では、本問で問われているテーマと周辺知識の解説をしていますので、是非ご覧ください。

解説動画は下の画像をクリック

SNSでもご購読できます。