2023「電車で一問一答トレーニング」No.55解説

【問55】正誤問題
Aがその所有する土地にCのために新たに建物の所有を目的とする賃借権を設定し、Cはその土地の上にC名義で登記した建物を所有している。この場合、Cは土地の賃借権の登記がなくても、Aからその土地を譲り受けたBに対して、土地の賃借権を対抗することができる。

アドバイス:借地借家法における借地権の対抗要件を聞いています。

解答: 正
解説:借地権者は、借地権の登記がなくても、借地上に自己名義で登記された建物を所有していれば、借地権の対抗力が認められる。よって、正しい。
※なお、建物の登記は表示登記でもよいので注意してほしい。

解説動画では、本問で問われているテーマと周辺知識の解説をしていますので、是非ご覧ください。

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