2023「電車で一問一答トレーニング」No.51解説

【問51】正誤問題
AがBからBの所有する建物を賃借して使用している場合において、Bが建物を第三者Cに譲渡したら、Aは賃借権について登記をしていなければ、Cに対抗することができない。

アドバイス:民法だけでなく、借地借家法における対抗要件を考慮して下さい。

解答: 誤


解説:

建物賃借権は、その登記がなくても、賃借人が建物の引渡しを受けていれば、建物所有権等を取得した者に対抗できる(借地借家法31条1項)。Aは建物を賃借して使用しているのだから、「引渡し」を受けている。よって、対抗することができないというのは誤り。

解説動画では、本問で問われているテーマと周辺知識の解説をしていますので、是非ご覧ください。

解説動画は下の画像をクリック

SNSでもご購読できます。