2023「電車で一問一答トレーニング」No.40解説

【問40】正誤問題
Aは、Bから5,000万円を借り受ける際に、その担保としてA所有の更地に抵当権を設定し、その登記をした。その後、Aがその土地上に建物を築造した場合、Bは抵当権実行の際に土地とともに建物を競売することができるが、優先的に弁済を受けることができるのは土地の代価についてのみである。

解答: 正

解説:

更地に抵当権を設定した後、建物が築造された場合、抵当権者は、土地とともに建物を一括して競売することができる。
しかし、土地に対する抵当権の効力は建物には及ばないのであるから、競売の結果、抵当権者が優先的に弁済を受けられるのは土地の代価についてのみである。

解説動画では、本問で問われているテーマと周辺知識の解説をしていますので、是非ご覧ください。

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