2023「電車で一問一答トレーニング」No.36解説

【問36】正誤問題
AがBに対する債務の担保のためにA所有建物に抵当権を設定し登記している。この建物が第三者の不法行為により焼失したのでAがその損害賠償金を受領した場合、BはAの損害賠償金に対して物上代位をすることができる。

解答: 誤


解説:

抵当権者は、抵当不動産が第三者の不法行為により滅失した場合には、その損害賠償金について物上代位をすることができる。ただし、賠償金が設定者に払い渡される前に差押えをしなければならない。

本問では、Aが損害賠償金を受領済であるから、物上代位をすることはできない。

解説動画では、本問で問われているテーマと周辺知識の解説をしていますので、是非ご覧ください。

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