2023「電車で一問一答トレーニング」No.34解説

【問 34】正誤問題
Aは、Bに対して負う債務を担保するため、Aの所有地にBの抵当権を設定し、その登記をしたが、その後その土地をCに売却し、登記を移転した。Cは、抵当権の実行を免れるため、Aの意思に反しても、AのBに対する債務を弁済することができる。

解答: 正

解説:

弁済をすることについて正当な利益を有する第三者は、債務者の意思に反しても、弁済をすることができる。Cのような、抵当不動産の第三取得者は、弁済をするについて正当な利益を有する第三者にあたる。したがって、Cは、Aの意思に反しても弁済できる。

※ただし、当事者が第三者弁済を禁止又は制限する意思表示をしたときは弁済は無効になるので注意してください。

解説動画では、本問で問われているテーマと周辺知識の解説をしていますので、是非ご覧ください。

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