【問17】正誤問題
Bは、Aからその所有する家屋を購入し、Cに売り渡したが、所有権の登記は未だBの名義である場合において、その後AがBの代金不払いを理由にAB間の売買契約を解除したときには、Aは、Cに対し家屋の引渡しを請求することができる。
解答:正
契約の解除によって(解除前の)第三者の権利を害することはできない。
ただし、目的物が不動産の場合には、第三者は登記を備えなければ保護されない。
したがって、Aは登記をしていないCに対して、家屋の引渡しを請求することができる。
よって、本問は正しい。
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