2024「電車で一問一答トレーニング」No.10 解説

【問10】正誤問題
A所有の土地をBが平穏・公然・善意無過失に所有の意思をもって8年間占有し、CがBから土地の譲渡を受けて2年間占有した場合、当該土地の真の所有者はBではなかったとCが知っていたとしても、Cは10年の取得時効を主張できる。

【解答】正

時効期間中に占有の承継があった場合、占有の承継人は、自己の占有のみ主張することも、前主の占有を併せて主張することもできる。
前主の占有を併せて主張した場合には、善意・無過失の判断は、前の占有者の占有開始時点で判断すれば足りる。つまり、CがBの占有を併せて主張する場合には、10年で時効が完成することになる。

よって、正しい。

解説動画では、本問で問われているテーマと周辺知識の解説をしていますので、是非ご覧ください。

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