【問5】正誤問題
A所有地をBへ売却する契約が締結された。
Bは「当該土地の近くに駅ができる」とのうわさ話を信じて契約したところ、
実際には駅はできなかった。
Bが購入の動機を黙示的に相手方に表示しただけの場合には、
Bは当該意思表示の取消しを主張することができない。
【解答】誤
意思表示の動機に錯誤があった場合、原則として取り消すことはできない。
しかし動機の錯誤であっても、その動機が表示された場合には取り消すことができる。
なお、動機の表示は黙示的な表示でもよい。
よって、Bは取消しを主張することができる。
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