2024「電車で一問一答トレーニング」No.15解説

【問15】正誤問題
未成年者Bは、Aの代理人として、Aの所有地をCに売却した。AがBに代理権を与えていなかった場合、Cがそのことについて善意無過失であり、かつ、Aの追認がなければ、CはBに対して契約の履行又は損害賠償の請求をすることができる。

解答:誤

無権代理において、本人の追認がない場合、善意無過失の相手方は、無権代理人に対して、契約の履行または損害賠償を請求することができる。
しかし、無権代理人が制限行為能力者である場合には、これらの請求をすることはできない。
したがって、本問の場合、Bは未成年者であるから、CはBに対して、契約の履行または損害賠償請求をすることはできない。

よって、誤り。

解説動画では、本問で問われているテーマと周辺知識の解説をしていますので、是非ご覧ください。

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